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【徹底解説】「がん」と「癌」は意味が違う!?

      2015/09/21

ひらがなの「がん」と漢字の「癌」は意味が異なります。

決して「癌」が書きづらいからや漢字がめんどくさいから「がん」を使っているわけではありません。

「がん」と「癌」の意味

がん=悪性腫瘍全体の事を指す
癌=悪性腫瘍のうち上皮性のものを指す

上記が「がん」と「癌」の通例的な意味合いです。

また、「癌」の上皮性のものとは皮膚と連続している部分と考えてください。

上皮をイメージで理解する

イメージしてみてください。

例えば、小さいあなたが自分の頬にいるとします。口に向かって行ってください。口の中も皮膚と繋がっていますね。口の中も上皮です。

そのため、口腔癌や舌癌と表現します。歯は繋がっていないので「歯癌」とは言いません。

それでは、口腔内の小さいあなたともう一度イメージしてください。

さらに奥へ進んでください。咽頭と甲状腺があります。咽頭癌と甲状腺癌です。

気管から肺に行きます。肺癌です。

少し戻って食道に進みます。食道癌です。

そのまま胃に進みます。胃癌です。

小腸に向かう前に幾つか寄り道をします。

胆管にから肝臓へ進みます。胆管癌と肝臓癌でうs。

今度は膵臓(すいぞう)へ行きます。膵臓癌です。

小腸に行きます。小腸癌です。(症例が少ないですが小腸癌はあります。)

大腸に行きます。大腸癌です。

肛門に行きます。肛門癌です。

口から入って出てきましたが、上皮はイメージできましたでしょうか。

他にも男性であれば、鬼頭の先端から入ることで前立腺癌と睾丸癌。
女性であれば、膣より子宮頸癌や卵管癌や卵巣癌。さらに、女性に注意が必要な乳癌も乳頭より乳腺に入っていくイメージをすると上皮性がイメージできます。

「骨がん」「心臓がん」はある

「がん」は悪性腫瘍全体の事を指すので、「骨がん」や「心臓がん」はありますが、どちらも声に出せば「がん」も「癌」も「gan」なので、「癌」に該当しないものを「がん」という表記はあまり見ませんし言いません。

その場合、よく用いられるのが悪性腫瘍とそのまま使う場合が多いです。

他にも、「骨肉腫」や「白血病」などと言われ、「心臓がん」は「心臓横紋筋肉腫」と言われます。

 - 定義