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絵の具は混ぜると黒になるのに光の三原色は混ぜると白になるのはなぜ?

      2015/09/23

絵の具を混ぜ続けると黒になる理由は、
光を吸収するようになるからです。

光の三原色を混ぜると白になるのは、
光が強くなっていくからです。

この違いを理解するには、私たちが色をどうやって認識しているのか知る必要があります。

色を認識するということ

私たちが色を認識する仕組みは二つのパターンがあります。

どちらも光が目に入ることで認識するのですが、直接的か間接的かの違いがあります。

直接的に色を認識する仕組み

直接的に色を認識するとは、直接光を見るということです。かなり特殊な環境だと思うかもしれませんが、皆さんが使っている携帯電話やテレビ、パソコンの液晶ディスプレイは光を発していますので、私たちは直接光をみています。

光を発しているのを確認するのは簡単で部屋の電気を消して暗くしてみてください。テレビや携帯電話は光ってますよね。

間接的に色を認識する仕組み

間接的に色を認識するとは太陽光や蛍光灯などの白色光が物質にあたり、その反射光を私たちが目で見て認識している場合です。

部屋を暗くして見えなくなるものはすべて、光を反射して私たちが認識している間接的な物質になります。

絵の具を混ぜることで黒になる原理

絵の具の場合は上記で書いた間接的に色を認識する仕組みに該当します。

赤色の絵の具は赤色の光を反射しています。言い換えれば、赤色以外の光を吸収しているのです。

青色も同様に青色以外の光を吸収しているのです。

それでは赤色と青色の絵の具を混ぜるとどうなるか考えてみます。

赤色は、赤を100%反射して青を0%反射します。
青色は、赤を0%反射して青を100%反射します。

この二つを混ぜるので、混ぜた色は赤を50%反射して青を50%反射する紫色になります。

それぞれの色を足して2で割っている感じですね。

それではこの赤と青を混ぜた紫色に緑を混ぜてみましょう。

紫色は、赤を50%反射して青を50%反射して緑を0%反射します。
緑色は、赤を0%反射して青を0%反射して緑を100%反射します。

すると、赤を25%反射して青を25%反射して緑を50%反射する色ができます。この色です。

だいぶ暗い色になってきました。

これに赤を足します。すると、この色になります。

これを繰り返していくことで、赤と緑と青の反射はほぼ0%になります。言い換えると、すべての色の光を吸収するわけです。

こうして絵の具を混ぜるとになっていきます。

光を混ぜると白になる原理

光の場合は直接的に色を認識する仕組みに該当します。

光の場合は足して2で割るようなことはしません。

赤色100%の光に青色100%の光を足すと、赤色100%で青色100%の光ができます。この色です。

そして、緑を足すとになります

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