どうも、路傍のおっさんです。途中書きの記事があるのにこれ書いています。原因は腹が立つことがあったからです。
最初に愚痴なので、不快に思われる可能性があるかもしれません。ちょっとでも気分が悪くなるようでしたら、離脱してください。
怒りの原因
ざっくりと要約すると、「マーケティング視点が足らないから、こんな事が起きる」と言われたという事。
細かい経緯書くと身バレする可能性があるので書けませんが、とにかく、皆さんがこれを言われて「はっ?こいつ何言ってんの?」と思うシーンを思い浮かべてもらえればいいです。
マーケティングは無敵じゃない
私が学んできたマーケティングは、経産省のこの資料は使えるとか、価格の比較するならこういうフォーマットでまとめた方がいい等の実務面でのマーケティングの勉強はしてこなくて、AIDMAから電通さんのAISASとか3Cとか4PとかSWOT分析とかの考え方で、どちらかというマーケティングの考え方やマーケティングの思考という部分を勉強してきました。
そして、マーケティングを学んできて、マーケティング思考は何かと考えると、「言語化」と「物事を多方面から捉える事」なんです。
はっきり言って、あの野郎はマーケティング信仰が酷すぎる。というか、マーケティングをすれば何でも上手くいくと思っている。マーケティングを学ぶ=無敵なったと思っている。「自社にマッチしたブルーオーシャン市場の発見や良質なリードの獲得、確度の高い見込客の創出…」じゃねぇわ。ウチではそれ全部同じ意味だ。マーケティングを勉強して理論展開さえすれば実際に顧客獲得できて売上が上がるわけじゃない。机上の空論、絵に描いた餅だわ。
そもそも、一例を挙げるなら、自社にとって確度の高い顧客層を(正しいかどうかは別として)マーケティング思考を通して考えることはできる。ただ、その確度が高い顧客層は競合他社から見ても確度が高い顧客層なのだから、その顧客の奪い合いになる。
そして、すでに取られていた場合、マーケティング思考で物事を考えてもすでに取られているのだから、新しいターゲット層を考える視点じゃなくて、どうやって奪うかという視点じゃなきゃ無理。
マーケティング思考で捉える事象の前提が間違っている場合、どんなに掘り下げても正解なんて出ない。無敵でも万能でもないんだわ。
上記の場合で言うなら、確度の高い顧客層が競合他社に取られていないという前提がすでに間違っていてるのだから、ここをマーケティング思考で掘り下げて無理なものは無理。顧客が競合に取られているかなんて、お客さんに連絡して何を使っているか聞くまで分からないが、マーケティング視点が足りないというなら、あんたが、前提が間違っているかも知れないという事を考慮に入れて、マーケティング視点であらかじめ二の矢三の矢を準備しとけ。
もし本当に、マーケティングを極めて、神様みたい人がいるならば、商品やサービスを見せるだけで、こういう前提が間違うとか無くて、絶対に利益が出ると断言できて、どのような市場にどういう売込みをすればいいのかわかって、ROIがとんでもない数字叩き出す施策をバンバン出せて、電話一本で実行段階まで持っていけるのかもしれないが、そんな人はいない❗️
言語化の例
吐き出したおかげで、少し落ち着きました。
上で、マーケティングを学んできて、マーケティング思考は何かと考えると、「言語化」と「物事を多方面から捉える事」なんです。と書きましたが、その「言語化」と「物事を多方面から捉える事」の例を書きたいと思います。
マーケティング思考の「言語化」というのは、物事を自分と相手が相互に理解できる水準まで言語化する事です。自作自演のような例があるので載せます。
おのでらさんが言いたいのは、
アウトプットの完成度という部分のテキトーであって、100%を求めれば遅くなる。評価される機会損失やアジャイルが良いという事だと思いますがどうですか?アウトプットを作る過程に対する情熱❤️🔥の部分のテキトーでは無いし、情熱の全力は私も賛成です。
— 路傍のおっさん (@RobouOssan) June 15, 2021
さすがです!
言語化ありがとうございます😁— おのでら@月収100万メディアクリエイター (@onoderablog) June 15, 2021
うまく言語化出来てないと「そういう意味のテキトーではないです。なんて言ったらいいかなー」になると思います。しかし、言語化出来れば上のように説明ができます。この例は副産物ではあります。
なぜなら、マーケティング思考の言語化に関しては、何故そのマーケティング施策になったのか等のマーケティング関係の事の言語化になります。ただ、意識して言語化を行うと他の事に関しても言語化しやすくなります。論理的思考(ロジカルシンキング)の部分も入っているかも知れません。
他に例を挙げるなら、競合他社について調べて欲しいと頼まれた時に「これって何が重要ですか?」と聞くと「競合他社の事だから全部重要に決まっているじゃん」という人いますよね。(というか上司がいます。)ただ、資料持っていくと「もうちょっとここ詳しく欲しかったなぁ」とか言います。
「全部重要に決まっている」とか言いますが、あの上司は競合他社の動きと直近の施策が予測できる資料が欲しいと言語化出来ていないので、価格と直近3ヶ月の価格変動、セット販売しているものやチラシやwebのセールのバナー見出しの文言などの抽出します。
そして、ここでよく言われるのが、「上司は言語化できている」「上司の能力を甘く見るな」という意見。私はこれが大っ嫌いで、裏を返せば、調べる部下に対して全部重要という言葉を使うのは、その部下に対して、上司が細かく説明しても無駄だと感じているから、全部重要と言っているわけです。
はっきり言って、自分(上司)で相手(部下)のことを無能だって遠回し言うあんたが一番最低だ。(これ全部空想です。フィクションです。上司は実在しません。)
とりあえず、マーケティング思考を勉強していて、マーケティング思考は「言語化」であると感じていて、その言語化の例が上記です。
物事を多方面から捉える事の例
「短所は長所、長所は短所」という言葉で大まかな例になると思っています。
ただ、多方面の中に距離感のような印象も私がマーケティング思考を勉強してきて感じています。「木を見て森を見ず」という言葉があります。細部にばかり執着したりして全体を見ないという事ですが、全体を捉える方法と細部を捉える方法がマーケティング思考の中にはあるのかなと考えています。
有名な「3C」というフレームワークがあります。
自社と競合と顧客(市場)という広い領域を捉える考え方で、その中で自社や競合他社について考えるときに「SWOT分析」というフレームワークで捉えたりします。さらに、SWは内部要因、OTは外部要因になり、外部要因は「PEST分析」というフレームワークで捉えたりします。また、SWに関しては、私の中では「not VQSSB」や「5+1」というフレームワークで捉えたりします。
森を見る「3C」から、木や枝葉を捉える「SWOT分析」「PEST分析」という流れですが、これが距離感の例になります。
「not VQSSB」や「5+1」は私の頭の中のフレームワークなので、100日以内にまとめる予定のところにいつか書こうと思います。
マーケティング思考を勉強していて、マーケティング思考は「物事を多方面から捉える事」であると感じていて、その例が上記です。
なぜか、怒りを吐き出して落ち着いてきて、途中からコレ100日チャレンジの方に書いた方が良いんではないか?と思うような事も書いてます。もしここまで読んでくれた人がいるなら嬉しいです。twitterとかにコメントとかもらえたら嬉しいです。
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